エックス線作業主任者試験の試験対策(参考書・勉強方法)

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労働安全衛生

本記事は、『エックス線作業主任者試験』の資格概要や試験対策(参考書・過去問勉強方法)について紹介しています。

合格体験記はこちら↓

【合格体験記 033】エックス線作業主任者試験
本記事は『エックス線作業主任者試験』の合格体験記です。資格概要や試験対策はこちら↓資格取得の動機試験装置調達の業務にて、エックス線に関する法令・機器仕様・設置室について調べる機会があったため、ついでに安衛法免許のビットを埋めようと思った。勉…
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エックス線作業主任者とは?

エックス線作業主任者は、作業主任者に選任されるために必要な国家資格です。

エックス線装置を用いる作業において、労働者の被ばくをできるだけ少なくし、安全に作業を行わせるため、労働安全衛生法上の作業主任者を選任する必要があります。

資格の位置づけ

エックス線作業主任者は、労働安全衛生法および電離放射線障害防止規則に基づき、事業者「管理区域ごと」に選任しなければならない必置の作業主任者資格の一つです。

対象となるのは、医療用や定格管電圧が1000kV以上の装置を除いたエックス線装置を用いる作業で、これらは別途放射線取扱主任者等の管理対象となります。

主な役割・責任

エックス線作業主任者は、エックス線による障害防止措置について現場の直接責任者としての役割を担います。

具体的には、エックス線作業に従事する労働者指揮・監督作業方法の決定被ばく線量低減のための技術的な管理を行い、労働者の安全と健康を確保します。

法令上定められた主な職務

エックス線作業主任者の職務は、電離放射線障害防止規則詳細に規定されています。

代表的な内容は次のとおりです。

  • 管理区域立入禁止区域区画・標識規定どおりか確認すること。
  • エックス線装置定格出力遮蔽物警報装置放射線測定器などが法令基準に適合しているか点検すること。
  • 照射筒ろ過板規定どおり使用し、不必要なエックス線が出ないように照射条件を調整すること。
  • 作業開始前および照射中に、立入禁止区域内労働者が立ち入っていないことを確認すること。
  • 作業方法を定め放射線業務従事者を指揮して、被ばく線量をできるだけ少なくするように管理すること。

活躍が想定される現場

エックス線作業主任者は、エックス線を安全に利用する産業分野で広く求められます。

具体的な職場例として、非破壊検査会社エックス線分析装置を扱う分析機器メーカーエックス線診断装置などを扱う医療機器メーカー製造・保守部門などが挙げられます。

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資格取得のメリット

この資格を取得することで、エックス線関連設備を有する事業場において、放射線安全管理の中核を担う人材として評価されやすくなります。

また、非破壊検査や分析・評価業務に携わる技術者にとっては、現場責任者としてキャリアアップ転職・派遣就労時のアピール材料となる点も大きなメリットです。

エックス線作業主任者のホームページはこちら

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試験対策

テキスト

試験合格のためには、テキストの活用をおすすめします。

以下に紹介するテキストは、各科目・章ごとに練習問題が掲載されています。

インプットとアウトプットを繰り返すことができ、知識を定着させやすい構成となっています。

また巻末には想定問題が掲載され、本番さながらのトレーニングが可能です。

過去問

試験合格のためには、過去問は必須です。

本試験では、過去に出題された問題そのまま、あるいは一部改変して出題されるためです。

過去問は以下のサイトに豊富にアーカイブされています。

エックス線作業主任者 講習会・通信講座

書籍での学習が得意な方は、以下の書籍をおすすめします。

勉強時間

初学者の方で「90時間」、予備知識のある方で「30〜50時間」ほどが目安になります。

1日1時間と仮定して、それぞれ3ヶ月・1〜2ヶ月に相当します。

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合格率・難易度

難易度

☆☆☆★★

難易度は危険物乙4類並みで、過去問中心の学習で対応可能です。(筆者体感)

合格率

合格率は50%前後で推移し、近年45-52%程度となっています。

合格基準

各科目40%以上かつ合計60%以上

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その他概要

受験資格

年齢・学歴・実務経験等は不要です。

試験科目・問題数・試験時間

試験科目/問題数/配点は下表の通りです。

試験科目問題数配点
エックス線の管理に関する知識1030
エックス線の測定に関する知識1025
エックス線の生体に与える影響に関する知識1025
関係法令1020

配点が高い管理は重点的に対策が必要ですが、配点の低い関係法令40%以上正解しないと足切りされるので注意です。

試験時間は、計4時間(12:30~16:30、通しで実施)で、開始1時間後から途中退室可能です。

解答形式

マークシート(五肢択一)

科目免除

保有資格によって全部または一部科目免除があります。

No.1と2については試験にも出題されます。

No.保有資格免除科目備考
1第一種放射線取扱主任者
診療放射線技師
原子炉主任技術者
全4科目無試験で免許交付可
2第二種放射線取扱主任者測定+生体影響
(計2科目)
残り管理・法令のみ受験
3ガンマ線透過写真撮影作業主任者生体影響
(1科目)
合格証コピー提出

試験機関

公益財団法人 安全衛生技術試験協会

試験手数料

8,800円(非課税)

試験時期

年8回以上(例: 令和8年1/21、3/4、5/19など)。

申込は試験2ヶ月前から。

試験地

北海道、東北、関東(市原・東京)、中部、近畿(大阪)、中国四国、九州センター

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