第二種作業環境測定士の勉強方法やおすすめ問題集【合格体験記 002】

JTEX
安全衛生

本記事は『第二種作業環境測定士試験』の概要問題集の紹介や、筆者の合格体験記を綴っています。

作業環境測定士は、職場の環境を測定し、労働者の健康を守るための国家資格です。

資格名第二種作業環境測定士
資格分類1国家資格
資格分類2業務独占資格

労働安全衛生法に基づき、有害物質や粉じん、騒音などを測定・評価し、適切な環境管理を行う専門家として活躍します。

第二種作業環境測定士は、デザイン・サンプリングと、検知管やデジタル粉じん計などの簡易測定機器を用いた分析を行うことができます。

第二種作業環境測定士試験のページはこちら

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問題集

試験合格のためには、問題集(過去問)は必須です。

この試験では繰り返し出題される問題が多いため、過去問を中心に出題傾向を押さえつつ、効率よく学習することをおすすめします。

筆者は三好先生の問題集を使用し、一発で合格することができました。

解説まで徹底的に理解するのがポイントです。

何度も周回し、しっかり理解することで合格レベルの実力をつけましょう!

なお、おすすめのテキストはないため、とにかく上記問題集を徹底的にやり込みましょう。

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学習順序

  1. 問題集(1周目
    各科目の問題構成や出題内容をさらっと確認
    ※スピード重視、無理に覚えなくてOK
  2. 問題集(2、3周目
    解説を読みながらじっくり理解を深める
    ※理解重視、ゆっくり
  3. 問題集(4周目〜
    繰り返し間違える問題を潰す
    ※正答率、スピードともに意識

黙って5周、いや10週です。

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試験の難易度・合格率

難易度

☆☆★★★

危険物乙4よりは若干難しい。
環境計量士やエネルギー管理士、公害防止管理者に比べたら簡単。
★3.2くらい。

合格率

2019〜2024年の合格率推移は以下のとおりです。

年度受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
20241,64426015.8
20231,42636825.8
20221,38458142.0
20211,22944035.8
20201,05945943.3
20191,29753241.0

例年40%前後だった合格率が、近年では急落。

CD測定や個人サンプリング等の追加が影響しているのでしょうか。

筆者受験時と令和7年8月の問題を比較しますと、「労働衛生一般」「デザイン・サンプリング」が難化している印象を受けました。

合格基準

全ての共通科目が科目ごとに60%以上の得点であることが必要です。

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資格の概要

受験資格

有り(原本証明に注意!)

例)

  • 学校教育法による大学において理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後1年以上労働衛生の実務に従事した経験を有するもの
  • 学校教育法による高等学校又は中等教育学校において理科系統の正規の学科を修めて卒業した者で、その後3年以上労働衛生の実務に従事した経験を有するもの
  • 8年以上労働衛生の実務に従事した経験を有する者

試験科目・問題数・試験時間

共 通 科 目略称問題数試 験 時 間
労働衛生一般衛生一般2010:00~11:00
労働衛生関係法令関係法令2011:25~12:25
作業環境について行うデザイン・サンプリングデザイン2013:35~14:35
作業環境について行う分析に関する概論分析概論2015:00~16:00

試験開始後30分経過後、途中退室が可能になります。

解答形式

「五肢択一(5択)」をマークシートにて解答します。

科目免除

衛生管理者や環境計量士などの他資格によって科目の免除を受けることができる場合があります。

また第二種試験において合格点を受けた科目以降2年間免除になります。

試験機関

公益財団法人 安全衛生試験技術協会

試験手数料

11,800円(非課税)

試験地

会場によっては公共交通機関ではたどり着くのが困難な立地だったりします。

試験日のみ、バス配車があったりするので、リンク先を確認してみてください。

東京試験場、大阪試験場が設置されたので、受験がしやすくなりました❗️

(東京試験場、浜松町駅から15分くらい)

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合格体験記

資格取得の動機

筆者が以前勤めていた工場での課題の一つが、職場の劣悪な作業環境でした。

作業環境が悪いと、有機溶剤や発がん性物質などの有害物質や騒音とか高熱などの有害因子に触れ、怪我や病気(災害)になるリスクが高まります。

このような災害の未然防止のため、作業環境を定量的に把握することを目的として作業環境測定が義務付けられています。

この測定を実施できるのが本題の作業環境測定士というわけです。

作業環境測定は、測定士を有する外部機関に委託する場合や、自社で測定士を確保し測定する場合などがあります。

前者は製造の日程調整や委託費用が、後者は測定士確保や装置の維持管理のための費用に悩むことになります。

また測定の結果、一定の基準を満たしていなければ改善が必要となるわけで、材料の変更や設備改造を検討する必要があります。

当時の職場においては作業環境が最も悪いとされる「第3管理区分」の作業場が存在していたため、改善が急務でした。

しかしながら、お金に余裕のある会社ではなかったため、手当たり次第に対策を打つわけにはいかず、効率的に改善を進める必要がありました。

そこで筆者が考えたのは、改善策を検討しつつも、『作業環境測定』とその背景たる『労働衛生関係法令』を理解するということでした。

そして試験を通じて作業環境測定を効率的に学ぶことにしたのです。

勉強時間

筆者は計40時間程勉強しました。

試験一週間前の土日にそれぞれ20時間確保。

無茶苦茶です。

ちなみに受験直前の筆者、申し込みはしたものの、受験の覚悟が決まらず、試験ニ週間前まで『逃亡』の選択肢がちらついていました^^;

近所のマック、24時間営業で良かった! 

勉強方法

筆者は過去問を12周ほど回しました。

第一種衛生管理者を取得済みのため、先頭2科目はさらっと復習する程度。

主に「デザイン・サンプリング」「分析概論」に時間を投下しました。

科目4の「分析概論」では計算問題が数問出題されます。

とても簡単なものなので一度理解すると得点源になります。

確実に抑えましょう。

試験当日

試験地は関東安全衛生技術センター

千葉県市原市、JR内房線 五井駅からバスで数十分。

と、遠い;

試験日は五井駅↔︎試験場間のバスの配車がありますが、午前・午後1本ずつです。

調べてみると駐車場有りとのことなので、受験票をもって自家用車で向かうことにしました。

現地に到着すると、駐車場は比較的空いている模様。

車を止め、試験時間が近づくまでは車の中で最後の悪あがき。

午前中2科目は手ごたえあり!にて昼休みへ。

昼休中に一服しながら、発表時期が気になり試験機関のサイトで調べていた時、ふと「免除科目」の欄のとある記載が目に留まりました。

過去の試験を受験し、一部の共通科目について合格点を受けた者(有効期限は2年)

ん?いやいや4科目一発合格が必須要件でしょ。

再度目をやる。

過去の試験を受験し、一部の共通科目について合格点を受けた者(有効期限は2年)


・・・。

2年間は「強くてニューゲーム」。

少しよこしまな気持ちが生じましたが、やれるだけのことはやったのだと自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えて残りの科目へ臨んだのでした。

試験結果

で、合格発表日。

3561、3561・・・。

あった!

マンモスウレピー(時代)

無事に、合格 ヨシッ!! 

後日、合格証がとどきました。

危険物の時と違い得点は公表されないのですね。

これにてひとまず最低限の知識は保証され、職場での改善提案に多少なりとも説得力が増すことでしょう。

ちなみにこの段階では試験合格のみ。

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試験合格後

試験が終わったら、登録講習が待っています。

筆者は登録講習修了を経て2019年8月9日に登録しました。

中々高額なので、測定士になりたい方は費用の捻出方法を想定しておくやで。

南無三📿

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