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かいぱです。
本記事は、『消防設備士乙種第7類』の合格体験記です。

2025年8月5日に合格発表がありました。(→免状交付申請中)
⇒9月9日に免状が届きました。
目次
資格の概要
資格名 | 消防設備士 乙種第7類 |
資格分類1 | 国家資格 |
資格分類2 | 業務独占資格 |
体感難易度 | ☆☆☆☆★ |
消防設備士は、消防法に基づき消防設備の点検・整備を行うための資格です。
具体的には、消火器、火災報知器、スプリンクラーなどの設備の設置工事や保守点検を行うことができます。
消防設備士の区分は下表の通り甲種・乙種に分かれており、甲種は工事・整備が、乙種は整備のみ可能となっています。
分類 | 甲種 | 乙種 | 独占的に工事及び点検・整備ができる消防設備の区分 |
---|---|---|---|
特類 | ○ | 特殊消防用設備等 | |
第1類 | ○ | ○ | 屋内消火栓設備、屋外消火栓設備 スプリンクラー設備、水噴霧消火設備 |
第2類 | ○ | ○ | 泡消火設備 |
第3類 | ○ | ○ | 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備等 |
第4類 | ○ | ○ | 自動火災報知設備、消防機関へ通報する火災報知設備 ガス漏れ火災警報設備 |
第5類 | ○ | ○ | 金属製避難はしご、救助袋、緩降機 |
第6類 | ○ | 消火器 | |
第7類 | ○ | 漏電火災警報器 |
乙種7類の守備範囲は「漏電火災警報器」です。
が、実際の設備はとてもマイナーなので中々目にする機会は少ないかと思います。
受験資格
乙種:誰でも受験可能です
甲種:学歴、他資格、実務経験等の受験資格が必要となります
試験科目・問題数・試験時間・解答形式
科目名 | 区分 | 問題数 | 試験時間 | 解答形式 |
---|---|---|---|---|
消防関係法令 | 共通科目 | 10問 | 60分 | 択一式(マーク) |
基礎知識(電気・安全等) | 共通科目 | 10問 | ↑ | 択一式(マーク) |
漏電火災警報器の構造・機能 | 専門科目 | 10問 | ↑ | 択一式(マーク) |
実技科目(鑑別) | 実技科目 | 5問 | ↑ | 記述式 |
科目免除
下表のとおり、既に消防設備士免状を取得していたり、電気関係の資格を保持していると科目免除を受けることができます。
免除対象科目 | 免除条件例 |
---|---|
消防関係法令 | 他の消防設備士免状を取得済み |
基礎知識 | 電気工事士、電気主任技術者などの資格保持者 |
実技科目 | 電気工事士の資格保持者 |
筆者の場合、乙6と二種電工を持っていたので、35問中25問が免除になりました。
消防設備士試験の科目免除については独学のオキテさんのHPが大変参考になります。
二種電工、オススメです。
合格基準
各科目で60%以上の得点が必要で、1科目でも60%未満なら不合格となります。
記述式(実技)は部分点があるらしく、丁寧な記述が重要です。
合格率
乙種7類の合格率推移はこんな感じ↓

受験者数は増加傾向。
そして合格率は右肩下がり。
試験機関
危険物取扱者と同じく、
です。
費用
- 試験手数料:4,400円
- 申請書送付用切手代(特定記録):切手代+210円
- 免状交付手数料:2,900円
- 免状送付用封筒に貼る切手代:460円
- 免状申請書類送付費用(特定記録):350円
締めて、8,500円。
テキスト代2,750円を含めて11,000円ほどです。
試験地
全国47都道府県
(勤務地・住所に関係なく希望地で受験可能)
資格取得の動機
消防設備士免状のフルビットを目指すためであります。
勉強時間
勉強時間は乙6同様、20時間に設定。
勉強場所は三田のマック。
出社前の朝7時~8時にコツコツ積み上げます。
科目免除のおかげで、問題数は10問。
ワンチャン満点狙いで!
参考書
使用した参考書はコチラ↓

(相棒)
大人気の公論出版。
会場でも多くの方が読まれていました。
受験当日
2025年7月6日、東京の中央試験センター(笹塚)にて受験しました。
今回は電車にて試験会場へ向かいます。

(西へ)
電車賃がもったいないので、1駅手前の幡ヶ谷で下車し歩くことに。
会場までは徒歩15分くらいです。
なお会場裏手の入り口は封鎖されていて入れません(地図上×の箇所)。

(経路)

(幡ヶ谷緑道を行く)

(中央試験センター)

(エントランスの掲示)

(トイレ、ヨシッ!)
相変わらず、スマホの電源を切るよう何度もアナウンスがありました。
試験問題は過去問通りだったため、サクサク解いて余った時間は瞑想です。
1問怪しい問題がありましたが、まぁ落ちることは無いでしょう。
ちなみに科目免除の場合は、免除科目が多いほど段階的に試験時間が短くなります。
試験終了とともに退室です。
退室時には免許申請用の封筒を頂けます。
前回の乙6受験時は青い封筒が印象的でしたが、今回は割と平凡なカラーリング。

(撤収時の1Fホワイトボード)
類別で異なるのでしょうか。

(乙6ブルー)
以上が、当日の受験模様です。
試験結果
合格発表日は8月5日(火)でした。
試験機関のHPから、番号一覧画面へ。
無事に自分の番号がありました。

続いて得点率。
自宅にはがきが届き確認すると、
ドン!

(合格、ヨシ!)
満点取れんかった。。。
法令75%、筆記全体90%ということは法令1問間違えたってことか;
ってか法令は4問しか解いてないから、あと1問間違えたら落ちてたってことですね!
免状交付手続き
免状交付手続き関係は乙6の記事に掲載してますので、興味がある方はご覧ください。
【合格体験記 008】消防設備士乙種第6類の勉強時間やおすすめ参考書を公開!
免状到着
免状交付は9月8日(火)→翌9日配達でした。
書留につき、不在時は投函してもらえませんので注意ね。

(ルッキズムの敗者とか言うでねぇ)
2ビット目ゲットであります。
次のターゲットは見送り中の甲種4類であります。
その後
テキストはメルカリで2,250円で売却しました。
新品-500円なので、思ったより値が下がらない感じ。
購入された方が合格しますように!!

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以上、『消防設備士 乙種第7類』試験の合格体験記でした。
最後までお読みいただきありがとうございました~♪
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