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かいぱです。
本記事は『危険物取扱者 乙種第1類(乙1)』の合格体験記です。
2023年7月14日に取得しました。
目次
資格の概要
危険物取扱者は、消防法に基づく国家資格で、火災や爆発の危険性がある物質を安全に取り扱うために必要です。
甲種、乙種、丙種の3種類があり、それぞれ取り扱える危険物の種類や権限が異なります。
<資格の種類>
甲種:
第1類から第6類までのすべての危険物を取り扱うことが可能で、無資格者の立会いもできます。
乙種:
第1類から第6類のうち、取得した資格の危険物のみ取り扱い可能です。無資格者の立会いも可能。
今回受験したのはコレ。
丙種:
第4類のうち、ガソリンや灯油など特定の危険物のみ取り扱い可能ですが、無資格者の立会いはできません3。
資格取得を目指している場合、乙種第4類(通称「乙4」)が最も人気があり、実務で役立つことが多いです。
ガソリンスタンドのアルバイトで時給が+50~+100円上がるとよく言われます。
(筆者はガソリンスタンドでのバイト経験が無く未検証)
資格名 | 危険物取扱者 乙種第1類(乙1) |
資格分類1 | 国家資格 |
資格分類2 | 業務独占資格、必置資格 |
体感難易度 | ☆☆☆★★ |
受験資格
- 甲種: 受験資格が必要で、大学で化学に関する単位を取得していることなどが条件です。
- 乙種・丙種: 特に受験資格はなく、誰でも受験可能です。
試験科目・問題数・試験時間
試験科目 | 問題数 | 試験時間 |
---|---|---|
危険物に関する法令(法令) | 15 | ↓ |
基礎的な物理学及び基礎的な化学 (物化) | 10 | ↓ |
危険物の性質並びにその火災予防 及び消火の方法(性消) | 10 | ↓ |
計 | 35 | 2時間 |
科目免除
すでに他の類の乙種危険物取扱者の資格を持っている場合、「法令」・「物化」は免除され、受験する「性消(10問)」のみ35分で解答します。
ということは「甲種」や「丙種」を持っていても科目免除はないということ。
よって筆者は全科目受験でした^^;
解答形式
解答形式は、「五肢択一(5択)」となります。
運も大事です。
合格基準
合格基準は、「3つの試験科目でそれぞれ正解率60%以上」です。
合格率
試験種類ごとの合格率は以下のとおりです。
※一般財団法人 消防試験研究センターより

乙種を見ると、乙4が最も合格率が低いですが、おそらく最初にチャレンジする方が多く、科目免除が使えないためではないでしょうか。
筆者としては丙種の受験者数が意外に多い印象を受けました。
学生さんかな?
試験機関
本試験の詳細や申込は、
までお願いいたします。
※消防設備士も取り扱っております。
試験手数料
- 甲種: 7,200円
- 乙種: 5,300円
- 丙種: 4,200円
試験地
- 試験は、各都道府県の試験会場で実施されます。
- 現住所や勤務地に関係なく、希望する都道府県で受験可能です。
資格取得の動機
免状フルビットチャレンジであります💪✨
上(甲種 → 乙種1~6 → 丙種)から順に取得していきます。
受験地は関東都県全部でばらけさせる予定です。
勉強時間
「法令」・「性消」は甲種受験時から忘れていたため、再勉強しました。
「物化」に関してはノー勉で過去問を解いたところ、正答率が8割overだったためそれ以上は勉強せず。
試験科目 | 勉強時間 |
---|---|
危険物に関する法令(法令) | 8時間 |
基礎的な物理学及び基礎的な化学 (物化) | 1時間 |
危険物の性質並びにその火災予防 及び消火の方法(性消) | 5時間 |
合計 | 14時間 |
初めて危険物取扱者試験に挑戦される方は、50時間程度は見ておいた方がよいかと思います。
参考書
乙主全類を1冊でカバーするためにコチラの参考書をチョイスしました。
価格も2,000円弱とリーズナブルです。
マンガ等はほぼ無く硬派な参考書ですので、資格試験の勉強に多少慣れた方向けかも知れません。
ターゲットが乙四の方はコチラの参考書が一番人気のようです。
勉強方法
ずばり過去問周回です。
正しい選択肢・誤った選択肢を選ばせる問題がありますが、選択肢(小問)の正誤の根拠を説明できるくらいまで周回します。
筆者は「法令」「性消」をそれぞれ5周。
「物化」を1周しました。
ちなみに乙1は物質名が長いのが特徴です。
○○酸+ナトリウム・カリウム・アンモニウム等ややこしいです、、、
試験当日
試験日:2023年5月28日(金)
受験票:試験日が近づきますとダウンロード出来るようになりますので、印刷し持参しましょう。

試験会場:埼玉大学

公共交通機関を利用した場合、埼京線 南与野駅からバスで10分ほど(HP情報)。
筆者は埼玉大学での試験が3回目ですが、アクセスが面倒なので毎回自家用車で出勤です。
試験は、問題数が少ない(5択マークシート35問)のと暗記試験にて考えても解ける問題はほぼないのとで、時間は大量に余ります。
退室可能時間にはさっさと退室し、帰路へ。
なお危険物取扱者試験は問題用紙が回収されるため、自己採点は実質不可能です。
合格者番号公表まで震えて待つわけであります。
試験結果
試験後1ヵ月弱で試験機関のHP上に合格者の受験番号が公表されます。

(合否確認)
合格 ヨシ!!

その後ほどなくして、結果通知書(ハガキ)が届くであります。
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(結果通知書:オモテ)
スコアは平凡です。
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(結果通知書:ナカ)
合格後
上の結果通知書の写真では切り離し済みですが、結果通知書は免状交付申請書と一体となっています。
コンビニ等で収入証紙(免状交付手数料¥2,900)を入手しましょう。
※収入印紙ではない
入手した収入証紙は交付申請書に貼り付けます。
完成した申請書・交付済みの免状・免状送付用封筒(460円分切手貼、簡易書留)を準備し郵送です。
手続き後、さらに一月ほどで免状が届きます。

これで次回から科目免除で受験できるであります(丙種以外)。
関東全都県での受験を目指します。
知事さん待っててや。
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以上、
『危険物取扱者 乙種第1類(乙一)』の
合格体験記でした。
お読みいただきありがとうございました♪
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