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【合格体験記 026】危険物取扱者 乙種第1類(乙1)の概要や科目免除、参考書を公開!

危険物・消防

当ブログをご覧頂きありがとうございます。

かいぱです。

本記事は『危険物取扱者 乙種第1類(乙1)』の合格体験記です。

2023年7月14日に取得しました。

資格の概要

危険物取扱者は、消防法に基づく国家資格で、火災や爆発の危険性がある物質を安全に取り扱うために必要です。

甲種、乙種、丙種の3種類があり、それぞれ取り扱える危険物の種類や権限が異なります。

<資格の種類>
甲種:
第1類から第6類までのすべての危険物を取り扱うことが可能で、無資格者の立会いもできます。

乙種:
第1類から第6類のうち、取得した資格の危険物のみ取り扱い可能です。無資格者の立会いも可能。
今回受験したのはコレ。

丙種:
第4類のうち、ガソリンや灯油など特定の危険物のみ取り扱い可能ですが、無資格者の立会いはできません3。

資格取得を目指している場合、乙種第4類(通称「乙4」)が最も人気があり、実務で役立つことが多いです。

ガソリンスタンドのアルバイトで時給が+50~+100円上がるとよく言われます。
(筆者はガソリンスタンドでのバイト経験が無く未検証)

資格名危険物取扱者 乙種第1類(乙1)
資格分類1国家資格
資格分類2業務独占資格、必置資格
体感難易度☆☆☆★★

受験資格

  • 甲種: 受験資格が必要で、大学で化学に関する単位を取得していることなどが条件です。
  • 乙種・丙種: 特に受験資格はなく、誰でも受験可能です。

試験科目・問題数・試験時間

試験科目問題数試験時間
危険物に関する法令(法令)15
基礎的な物理学及び基礎的な化学
(物化)
10
危険物の性質並びにその火災予防
及び消火の方法(性消)
10
352時間

科目免除

すでに他の類の乙種危険物取扱者の資格を持っている場合、「法令」・「物化」は免除され、受験する「性消(10問)」のみ35分で解答します。

ということは「甲種」や「丙種」を持っていても科目免除はないということ。

よって筆者は全科目受験でした^^;

解答形式

解答形式は、「五肢択一(5択)」となります。

運も大事です。

合格基準

合格基準は、「3つの試験科目でそれぞれ正解率60%以上」です。

合格率

試験種類ごとの合格率は以下のとおりです。
一般財団法人 消防試験研究センターより

乙種を見ると、乙4が最も合格率が低いですが、おそらく最初にチャレンジする方が多く、科目免除が使えないためではないでしょうか。

筆者としては丙種の受験者数が意外に多い印象を受けました。

学生さんかな?

試験機関

本試験の詳細や申込は、

一般財団法人 消防試験研究センター

までお願いいたします。

消防設備士も取り扱っております。

試験手数料

  • 甲種: 7,200円
  • 乙種: 5,300円
  • 丙種: 4,200円

試験地

  • 試験は、各都道府県の試験会場で実施されます。
  • 現住所や勤務地に関係なく、希望する都道府県で受験可能です。

資格取得の動機

免状フルビットチャレンジであります💪✨

上(甲種 → 乙種1~6 → 丙種)から順に取得していきます。

受験地は関東都県全部でばらけさせる予定です。

勉強時間

「法令」・「性消」は甲種受験時から忘れていたため、再勉強しました。

「物化」に関してはノー勉で過去問を解いたところ、正答率が8割overだったためそれ以上は勉強せず。

試験科目勉強時間
危険物に関する法令(法令)8時間
基礎的な物理学及び基礎的な化学
(物化)
1時間
危険物の性質並びにその火災予防
及び消火の方法(性消)
5時間
合計14時間

初めて危険物取扱者試験に挑戦される方は、50時間程度は見ておいた方がよいかと思います。

参考書

乙主全類を1冊でカバーするためにコチラの参考書をチョイスしました。

価格も2,000円弱とリーズナブルです。

マンガ等はほぼ無く硬派な参考書ですので、資格試験の勉強に多少慣れた方向けかも知れません。

ターゲットが乙四の方はコチラの参考書が一番人気のようです。

勉強方法

ずばり過去問周回です。

正しい選択肢・誤った選択肢を選ばせる問題がありますが、選択肢(小問)の正誤の根拠を説明できるくらいまで周回します。

筆者は「法令」「性消」をそれぞれ5周。

「物化」を1周しました。

ちなみに乙1は物質名が長いのが特徴です。

○○酸+ナトリウム・カリウム・アンモニウム等ややこしいです、、、

試験当日

試験日:2023年5月28日(金)

受験票:試験日が近づきますとダウンロード出来るようになりますので、印刷し持参しましょう。

試験会場:埼玉大学

公共交通機関を利用した場合、埼京線 南与野駅からバスで10分ほど(HP情報)。

筆者は埼玉大学での試験が3回目ですが、アクセスが面倒なので毎回自家用車で出勤です。

試験は、問題数が少ない(5択マークシート35問)のと暗記試験にて考えても解ける問題はほぼないのとで、時間は大量に余ります。

退室可能時間にはさっさと退室し、帰路へ。

なお危険物取扱者試験は問題用紙が回収されるため、自己採点は実質不可能です。

合格者番号公表まで震えて待つわけであります。

試験結果

試験後1ヵ月弱で試験機関のHP上に合格者の受験番号が公表されます。

(合否確認)

合格 ヨシ!! 

その後ほどなくして、結果通知書(ハガキ)が届くであります。

(結果通知書:オモテ)

スコアは平凡です。

(結果通知書:ナカ)

合格後

上の結果通知書の写真では切り離し済みですが、結果通知書は免状交付申請書と一体となっています。

コンビニ等で収入証紙(免状交付手数料¥2,900)を入手しましょう。
収入印紙ではない

入手した収入証紙は交付申請書に貼り付けます。

完成した申請書・交付済みの免状・免状送付用封筒(460円分切手貼、簡易書留)を準備し郵送です。

手続き後、さらに一月ほどで免状が届きます。

これで次回から科目免除で受験できるであります(丙種以外)。

関東全都県での受験を目指します。

知事さん待っててや。

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以上、

危険物取扱者 乙種第1類(乙一)』の

合格体験記でした。

お読みいただきありがとうございました♪

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