自主保全士1級検定の勉強時間やおすすめ過去問【合格体験記 018】

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工業

本記事は『自主保全士1級検定』の概要過去問の紹介や、筆者の合格体験記を綴っています。

自主保全士は、以下の4つの能力及び5つの知識・技能を持った「設備に強いオペレーター」であることを証明する民間資格です。

4つの能力5つの知識・技能
1.異常発見能力1.生産の基本
2.処置・回復能力2.生産効率化とロスの構造
3.条件設定能力3.設備の日常保全(自主保全活動)
4.維持管理能力4.改善・解析の知識
5.設備保全の基礎

等級は1級と2級があり、1級には受験資格があります。
※証明等は不要

等級役割受験資格
1級チームリーダーとし計画立案・指導ができる実務経験4年以上
2級チームメンバーとして担当設備の保全ができるなし

この資格は公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が実施しています。

自主保全士のホームページはこちら

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おすすめ過去問(問題集)とテキスト

問題集(学科・実技)

試験合格のためには、問題集学科・実技)は必須です。

結構常識で解ける問題もあるので、そういった問題に時間をかけずに済むよう、まず過去問から着手し、分かる問題/分からない問題を識別しましょう。

学科問題集

実技問題集

テキスト

テキストは問題集の解説の補完に使用します。

いきなり読み始めると眠くなるので注意です。

学習順序

  1. 過去問(1周目)
    ・・・分からない問題の抽出
  2. 過去問(2周目)
    ・・・分からない問題テキストを見ながら丁寧に解く
  3. 過去問(3周〜)
    ・・・テキストを見ないで全問解けるまで周回

の順で取り組まれることをオススメします。

工場勤務の方は、可能なら“2”の段階で工具類の実物を見たり触ったりすると良いです。

イラストや説明文を読んでいるより早く理解できます。

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試験の合格率・難易度

難易度

☆☆★★★

危険物乙4と同程度か若干難しい。

QC検定3級持ってる人にはアドバンテージありです。

初歩的な統計QC7つ道具の活用についての問題が複数出題されます。

合格率

2019〜2024年の合格率推移は以下のとおりです。
30-50%で安定しています。

合格基準

学科・実技試験:ともに75点以上であること

他の資格試験と比較してもかなり高い基準なので、簡単な問題を落とさないようにしましょう。

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資格の概要

受験資格

  • 1級は生産・製造・保全などの実務経験が4年以上
  • 2級はなし

試験科目・問題数・解答形式

試験科目問題数解答形式
学科試験100問以内正誤判定(○×)
実技試験10課題程度多肢選択式

試験時間

学科・実技試験、合わせて120分

科目免除

なし。

試験機関

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会
申込・試験詳細→自主保全士認定制度

試験手数料

9,900円

試験時期

会場試験は10月下旬(年1回)

オンライン試験は

試験会場

全国各地の指定試験会場
(設置基準を満たしていれば会社受験も可)

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合格体験記

本資格には、QC検定のように成績優秀者を称える制度があり、1級では上位20名程が対象となるようです。

所定の会場で表彰式が開催され、表彰状・特別な金バッジが進呈されるとのこと。

筆者もチャレンジしたんですが・・・。

資格取得の動機

所管していた製造部門の設備保全能力を底上げするため、メンバーに本資格を取得してもらおうと思ったのがきっかけでした。

そこで「まずは自身が挑戦することでメンバーへの刺激になれば」と考えました。

筆者が当時在籍していた工場では、長らく製造設備の管理は保全部門に任せきりになっていて、操業中に設備が不調になると、すぐに保全部門に連絡し修理してもらっていました。

この関係が長い間当たり前に続いていたため、製造部門は運転する以外の能力が育たず、保全部門は幾度の呼び出しに疲弊し、「改良保全」や「保全予防」等の“攻めの保全”ができなくなっていました。

ある時、「本来の製造/保全部門の役割を整理し、それぞれの責任と自信を持った組織に変えたい」との考えが筆者の頭をよぎりました。

それを実現することで製造部門はスキルの幅が広がり、保全部門は専門性を高めることができるようになると考えたのです。

まずは自身が「保全は何たるか」を理解せねば、とネットサーフィンしてたどり着いたのが本資格でした。

勉強時間

初学者の方であれば、100時間程度投下すれば十分合格可能と思われます。

筆者は計40時間を投下しました。

筆者はQC検定2級合格後に本試験を受験したため、いくつかの科目で有利でしたが、金バッジを入手すべく、少し多めに時間を確保することとしました。

勉強方法

学習順序」を参考にしてみてください。

筆者の時は、

  • 学科問題集:1級・2級範囲を5周
  • 実技問題集:2級範囲を3周、1級範囲を5周

問題集に掲載されていた問題は全てノーミスで解けるレベルまで周回しました。

合格だけを狙うなら、もっと手を抜いて良いと思います。

ただ上でも述べましたが、合格基準が学科・実技とも『75点以上』と他に類を見ないくらい高いので油断は禁物です。

試験の様子

試験日は2021年10月24日。

試験会場は大宮駅から徒歩10分くらいのところにある、『JA共済 埼玉ビルディング』でした。

(会場近くのファミマがオアシス)

FP3級試験」や「特管物講習」と同じ場所です。

試験は11:30開始。

しっかりと昼をまたぐ感じです。

試験が始まると、学科試験ではほとんど過去問通りの出題でサクサク進みます。

が、いくつか初見の問題もあり、満点が無理であることを途中で悟りました。

チクショウ。

むしろ実技試験の方が過去問に忠実な出題でワンチャン満点あるかもって感じ。

試験は途中退室が可能でした。

試験当日の会社後輩へ送ったLINEが残っていて、12:56に打ち込んでいたので、恐らく開始(11:30)から60分~75分経過で退室OKだったのだと思われます。

後日自己採点するため、解答を問題用紙にメモして撤収です。

(後輩君はしっかり最後まで戦った👏)

試験結果

試験日の翌週金曜日(10月29日)の10:00にはWEB上で正答例が公開されました。

同日、例の後輩君とのやり取りが残ってました。

(ゲームか何かと勘違いしているやうだ)

二人とも余裕で合格!

あとは、この正答率で成績上位者に食い込めるか・・・!

12月某日、合格通知書・合格証書が送付されました。

まずは  合格 ヨシッ!!

も、バッジの色は銀色でした^^;

(シブい色の証書)

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あとがき

この試験に臨むにあたって、上述の後輩君ともう一人の仲間と、3人で切磋琢磨して勉強したことを今でもよく覚えています。

当時の会社では人財育成に十分なリソースをかけることができず、自己成長に期待するのみだったように思いますが、二人ともよく頑張ってくれました。

自分にとって大きな収穫だったのは、「試験合格によって自己肯定感が高まった人財」が「行動変容」し、「自ら課題を見つけ成長するようなる」現実を間近で見ることができたことでした。

意識が高くなる → チャレンジする → 失敗する

→ 継続して努力する → 目標を達成する → (以降ループ)

この勘違いのスパイラルを今後も続けていきたいと思うのです。

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さらにあとがき

機械分野を開拓中。

まずは機械保全技能士(国家資格)を3級から。

そして1級へ。

さらに拗らせ安全分野へ。

南無三📿

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