当ブログをご覧頂きありがとうございます。
かいぱです。
今回は『3級FP(ファイナンシャルプランニング)技能士』の合格体験記です。
2021年6月30日に取得しました。
ファイナンシャル・プランニング技能士とは
ファイナンシャル・プランニング技能士は、職業能力開発促進法に基づき実施される国家試験(技能検定)に合格することで取得できる名称独占資格です。
ちなみに名称独占と言っても『ファイナンシャル・プランニング技能士』と名乗れないだけであり、
よく耳にする『ファイナンシャルプランナー』を名乗ることには制限がありません。
試験形態ですが、本試験はすでにCBT※を導入しています。
したがって(多少の制限はあるものの)場所を問わず一年中受験することが可能です。
※Computer Based Testing system:ご近所のテストセンターでPCを使って受験するシステム
資格の概要)
資格名 | 3級ファイナンシャル・プランニング技能士 |
資格分類1 | 国家試験(技能検定) |
資格分類2 | 名称独占資格 |
取得の動機 | 資産形成初期における金融リテラシーの確認(力試し) |
体感難易度 | ☆☆☆☆★ |
受験回数 | 1回 |
学習時間 | 10時間(両学長のおかげ) |
学習方法 | 過去問演習のみ |
受験資格 | 有り (3級:FP業務に従事している者または従事しようとしている者) |
試験科目 | 下部の表を参照願います |
試験時間 | 学科:90分 実技:60分 |
試験問題数 及び形式 | 学科:60問(○×、三択) 実技:5題(事例形式/実技もペーパーテスト) |
合格基準 | 学科:36/60以上 実技:30/50以上 |
科目合格 | 有り (学科・実技それぞれで合否有り) |
試験時期 | CBT以降のため随時(3級のペーパーテストは年1回) |
試験会場 | 全国各地のテストセンター |
受験費用 | 学科:4,000円 実技:4,000円 |
費用負担 | 全額自腹 |
試験機関 | 一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい) 特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会) |
実施団体が二つあることも特徴的です。受験区分も少々複雑です。
筆者はまずは入り口として難易度の最も低い3級を受験しました。
実技科目は家族の資産形成の相談に乗ることを想定し、赤字の『個人資産相談業務』を選択しました。
等級 | 学科・実技 | 実技選択科目 | 実施団体 |
---|---|---|---|
1級 | 学科 | – | きんざい |
実技 | 資産設計提案業務 資産相談業務 | 日本FP協会 きんざい | |
2級 | 学科 | – | きんざい及び日本FP協会 |
実技 | 資産設計提案業務 中小事業主資産相談業務 生保顧客資産相談業務 損保顧客資産相談業務 | 日本FP協会 きんざい きんざい きんざい きんざい | |
3級 | 学科 | – | きんざい及び日本FP協会 |
実技 | 資産設計提案業務 個人資産相談業務 保険顧客資産相談業務 | 日本FP協会 きんざい きんざい |
資格取得の動機
筆者にとって2019年~2021年ごろは借金返済終盤~資産形成初期に当たる時期でした。
この時期は両学長の動画を見たり、資産形成に関する書籍を読み漁ったりしていました。
ある時、金融リテラシーが高い当時の会社の同僚と雑談をしていた際、以前だったら分からなかったような単語や資産形成に関する考え方が理解できていることに気付きました。
このことを同僚(FP持ち)に伝えた際に、『FP受けてみたらどうですか?』と提案を受けたのが受験のきっかけでした。
本資格の知識は仕事で使うことはほとんどないですが、同僚も筆者が資格コレクターであることを知っていたためこういった提案をしてくれたようです。
知識の棚卸にはもってこいだなと思い、受験することにしたのでした。
勉強時間
勉強時間は、6~7時間程度(1週間で毎日1時間ペース)を学科に充て、実技は当日の朝と昼休みで3時間^^;
ひとまず1周して、分かる問題と分からない問題を選別し、分からない問題のみ復習(2周目)して終了です。
参考書
口コミを参考にコチラの過去問を使用しました↓
・ユーキャンのFP3級 きほん問題集 [ ユーキャンFP技能士試験研究会 ]
内容がとても分かりやすく、結果としては本書を選んで正解でした。
試験当日
試験日は2021年5月23日。
受験会場は埼玉を選択。
試験会場は大宮駅から徒歩10分くらいのところにある、『JA共済 埼玉ビルディング』でした。

(会場近くのファミマがオアシス)
この会場は『自主保全士試験』や『特別管理産業廃棄物管理責任者講習』でもお世話になりました。
保育士試験や行政書士試験も実施されていたのを目にしたことがあり、多くの試験や講習で利用されているようです。
会場に着くと、女性ばかり。
これまで工業系の資格ばかり受験してきて、ずっと男性9割だったので逆に緊張してしまった。
試験はほとんど暗記モノなので、分からない問題はすっ飛ばしてマークシートを埋めていきました。
問題数がそこまで多くないのと、回答が選択式なので大量に時間が余りました。
退室可能時間まで、問題冊子(持ち帰り可)の白紙の箇所に、適当な数字を羅列して基本統計量を計算するという筆者独自の時間つぶしを3周ほど行っていたところ、退室可のアナウンスが。
午後の実技試験開始までは2時間ほど空きますので、まずは昼食へ。
ちなみに会場周りに時間をつぶすような施設はありません。
駅~会場間にある百歩ラーメンを喫食。
昼食後は午後の実技試験の準備です。
過去問を凝視し、目に焼き付け、頭に詰め込みます。
で午後試験。
先ほど詰めに詰めた知識をフル活用。
詰め込みとは言うものの、学科をある程度理解できていればなんだかんだ解けちゃいます。
ふむ。
合格レベルには達した感触です。
手ごたえは十分あったし、見直しの後、退室可能時間とともに撤収です。
試験結果
結果は、合格 ヨシッ!

平凡なスコアでござんした。
相続・事業承継は勉強してて全然頭に入ってこなかったので仕方ないか。

(詰込みだったが実技そこそこ)

(A4サイズでしっかりしたつくり)
3級はかなり初歩的な内容だったものの、『お金の大学』で学んだ知識の再確認にはちょうど良い難易度でした。
機会があれば、FP2級と簿記にチャレンジしたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~
以上、『3級ファイナンシャルプランニング技能士』の合格体験記でした。
最後までお読みいただきありがとうございました~♪
~~~~~~~~~~~~~~~~
コメント