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【合格体験記 019】機械保全技能士 3級 の勉強時間や参考書を公開!

工業

当ブログをご覧頂きありがとうございます。

かいぱです。

本記事は『機械保全技能士 3級』の合格体験記です。

2023年3月24日に取得しました。

資格取得の目的

本資格取得の目的は2つです。

一つ目は、機械保全の知識の腕試しのため。

先行して自主保全士1級に合格してたので、保全の国家資格もついでに、くらいの感じ。

なお過去問を比較しても、難易度は自主保全士の方が高く、やはり気楽に受験できそう。

両者の違いですが、自主保全士が製造オペレーターを対象としているのに対して、本試験は設備管理部門生産技術部門など専門保全の方をターゲットにしているのが特徴です。

ちなみに試験実施機関は両者とも同じ公益社団法人日本プラントメンテナンス協会となっています。

二つ目の目的は、労働安全コンサルタント試験の受験資格への足掛かりとするためです。

筆者は将来像として労働安全・労働衛生コンサルタントとして働くことを一つの目標としております。

ところが、いずれの資格もそもそもの受験資格を持っておりませんでした。

機械保全技能士 1級を取得することで労働安全コンサルタントの受験資格が得られると知り、まずは前哨戦の意味で3級を受験することにしました。

資格の概要

機械保全技能士は、国家技能検定の一つに当たります。

技能検定とは、働く上で身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度(=国家資格)です。​

技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、厚生労働省所管の職業能力開発促進法に基づき実施されています。​

機械保全以外にも、機械加工、建築大工、ファイナンシャルプランナーなど、多くの分野があり、試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。​

※技能検定(制度全般)
  :中央職業能力開発協会

※技能検定(機械保全)
  :公益社団法人日本プラントメンテナンス協会

以下は筆者が受験した機械系保全作業に関しての記述です。

3級には他にも電気系保全作業の試験分野があります。

項目内容
資格名機械保全技能士 3級
資格分類1国家資格(技能検定)
資格分類2名称独占資格
体感難易度☆☆☆★★(業務経験がある方は☆☆☆☆★)
申込時期第1回:4月上旬~中旬
第2回:8月下旬~9月下旬
試験時期第1回:6月下旬
第2回:(特級・1級・3級)1月中旬、(2級)12月中旬

受験資格

受験資格はありません。
(2級以上は所定の実務経験年数が必要です。)

試験科目・問題数・試験時間

試験科目問題数試験時間備考
学科試験30問60分
実技試験7課題70分

科目免除

後述の合格基準を満たした科目は以降免除になります。
有効期限は無い(特級のみ5年)ので、高額な実技は是が非でも一発合格を!

解答形式

学科試験:真偽法(○×)
実技試験:選択式、一部記述式

合格基準

学科試験:65点以上
実技試験:60点以上

合格率

合格率推移は下記のとおりです。

2020年度はコロナ禍のため取りやめになったようで、その分2021年度の受験者数がわずかに増加しています。

合格率、高いですね!

試験機関

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会

申込・試験詳細はコチラ→機械保全技能検定

試験手数料

学科試験:4,600円
実技試験:15,400円

全額自腹であります。

試験地

全国各地の指定試験会場

勉強時間

勉強時間は計20時間でした。

2021年に自主保全士1級で設備保全の基礎を学んでいたのと、2022年に高圧ガス製造保安責任者(甲機)で材料工学・力学を学んでいたため、この辺の科目はオーバーキルでした。

過去問全体見渡しても初見の問題は無さそう。

ではなぜ上記時間を勉強に充てたかというと、あわよくば満点を狙うため。

参考書

学習に使用する参考書は、下に紹介する公式本一択でOKと思います。

テキスト+問題集の1体型となっており、学科・実技ともに含んでいます。

とにかく本書を周回するのが正解です。

試験当日の様子

試験日は2023年1月15日。

試験会場は、埼玉建産連研修センターにて。

JR武蔵浦和駅が近いですが、会場周辺に待ち時間をつぶす場所が無いため自家用車で出勤です。

近隣の有料Pへ駐車し、会場へ。

(数学検定や機械保全1級でも世話になった)

ちなみに受験票が学科試験と実技試験で別なので、受験される方は当日は忘れないようにしてくださいね!

学科試験は正誤問題(○×)30問を60分で解くのですが、

あっという間に解き終わるので、大量が時間が余ります。

が、実技とも途中退室不可

時間をつぶす方法があればいいのですが。。。

何の参考にもならないですが、持ち帰った試験問題の余白に書かれていた筆者の時間つぶしの記録です↓

(エネ管に脳をやられてしまった)

変わって、実技試験は忙しいです。

大問が7課題出題され、各課題とも問題用紙には、

問題○○ 資料No.XXを見て、次の問いに答えなさい。

とあり、その下に3問くらい設問が続きます。

ここで問題を解くために必要な資料は大問ごとに都度配布(“わんこそば”みたい)され、10分経過後に回収されます。

よって、時間切れになった大問は解くことも見直しすることも出来ません

また大問間ではページ進行も指示され、自身の判断で次のページへ進む(問題の先読み)ことも許されません。

とはいえ問題はそんなに難しくないので、リラックスしてうまく乗り切ってください^^

試験結果

試験から約2か月後に試験結果通知書が届きました。

なんと満点でした!!

後にも先にも資格試験で満点は今のところこの試験だけ。

嬉しいものですね。

合格 ヨシッ!!

こちらはさらに一月後に届いた合格証書↓

(技能検定3級の証書はすべて同じ仕様?)

締めは淡白に。

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以上、

機械保全技能士 3級

の合格体験記でした。

お読みいただきありがとうございました♪

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